こんばんは～！

とうとうアキトも成人しまして、２０１年は前年に比べると色んな事がありました。
本当はかきたいこと沢山あるのですが、中々まとめて書くのは難しいですね(^^;。
そんでもって書く事が沢山あると、頭がごちゃごちゃになってまとめられないので、とりあえず前半部分を。

[4回]

201年。

ついにアキトが成人です！













同級生のジャールくんとザミーラちゃんも一緒に成人！













どちらも美形です。困ります。


さて…ファーガスお父さんにもらった眼鏡を毎日かけて一生懸命勉学に励んだ学生生活ですが。
振り返ってみると…

良い男になる為にかの国で行われているバフカ乗りにチャレンジ。（結局上手く乗れず体が埋まってしまった）
お弁当を作っては家族に毎朝食べられ、必死になってお弁当作りをした夕方。
宿題を提出するために夜中じゅう頑張ったけど結局採れなかったノミカの実。
可愛い女の子と毎日のようにデートをし、成長後に振られる苦い思い出。
同級生の女の子にはまるで相手にされず、友人欄はいつでもジャールが一番だった。
ジャール、愛してるぜ！

様々な事が思い出されます。
けれどこれらも全て、良い男になる為のステップなのです。
成人になったアキトはずっとずっと決めていた道へと進みます。



「俺は絶対ノームスティルグ入りして、騎士になるんだ！！」


何故ノームスティルグなのかと言うと、父ファーガスさんがノームスティルグだったからです。
そしてリッカと出会った当初は騎兵でしたが、その後騎士へと昇格しました。
リッカもアクアスティルグ員でしたが、どんなに勝率を上げても騎士には上がれず結局ティルグ落ちしてしまいました。
そんな過去があるからこそ、ティルグ員として騎士として、戦っているファーガスさんに惚れたのです。
もちろん引退した後の家庭的なファーガスさんも好きですが！



「俺は父ちゃんみたいに優しくない。でも少しでも父ちゃんに近付きたいんだ」


ちなみに元気先行の彼は父、母の事を「父ちゃ、母ちゃ」から「父ちゃん、母ちゃん」と呼ぶようになり兄の事は「兄ちゃ」から「兄貴」と呼ぶようになりました。



「よし！今日からずーっとティルグに篭って訓練だー！！」


父から教えてもらえるだけの技を教えてもらい、朝から夜まで訓練人形を叩き、練習試合を行う日々が始まりました。













が、中々練習試合のお誘いが多くて上手いようにレベルが上がりません。



「みんな積極的なんだなー…でも俺パラメーター低いし訓練しないとな」




「あの、よろしければ一手お願いできますか？」




「（またか…）悪いけど今日は調子がわるっ…！」


言葉を失いました。中の人もアキトも！
何故言葉を失ったかと言うと…もちろんこの容姿、美人さんって事もあるのですが、この女性が「よっ」っと声をかけられたのに対して答えた言葉が「あ～！」だったのを見てしまったんです…。
それはあの初恋のロールちゃんと同じ反応でした。
つまりこの子は幼少時、アキトを「アキトちゃん」と呼ぶ系の性格だと言う事！！
（あ、ちなみにジャンルイジとロールちゃんは無事結婚し、出産までしました♪）
これはかなりのタイプです！



「（お近づきになりたい…！！）」


と言う事でストーキングの開始です。
彼女の年齢は９歳。かなり、既婚率が高いのですが…













未婚者でした！が…両親ともに似ていません。
父親ダリオさんの年齢的に再婚っぽいのですが、初期国を出せないのでどうしてこの家族がこのような構成になったかは不明です。



「よし…！」


思わずガッツポーズをとってしまうアキト。
彼女とお近づきになる為に、お花をつみに行きます。













と、そこにサツキが。



「デ…デート！？サツキが！？俺のサツキが！？」


可愛い妹からデートと言う言葉が出てきて動揺気味のアキト。
しかし自分も散々デートした人なので、人の事を言えた立場ではありません。
とりあえず尾行します…
















「な…何だ。ダスティンか！ダスティンなら安心だな」



２人は同級生。
遊び好きのダスティンですがきっと大丈夫なはずです。


そんな２人を横目に、アキトはザイダさんにアタックをかけます。













お花をあげて













そして…













恋人に！彼女は毎朝必ず話しかけにきてくれる子でした。
ファーガスさんを思い出します。と、思ったら性格もファーガスさんと同じ「誠実そのもの」でした。
そう言えば、リッカとファーガスさんが出会ったときの年齢とも近いなぁ。

（やだ…２代揃って同じタイプ選んだのかしら…）

と、思いつつデートを重ねて行きます。














これは酷い。

アキトからセリフを吐かせると、必ずデート失敗になるのでなるだけ彼女からセリフを言ってもらうようにしたのですが何なんでしょうこれは。

アキト、ちちもら系男子の癖に優柔不断だぞ！？
と言うか、どっちが正解のセリフなのか分からないんですけど！

ちちもら系男子と言っても、ナルルではその性格によって言うセリフが少しずつ変わります。
アキトに限ってはあんまり男らしくないちちもら系男子だと言う事が発覚しました。



「はぁ…」


それはアキトも感じています。思わず溜め息が零れてしまいました。
デートは失敗こそにはならない物の、全くリード出来ません。
男らしさ、良い男の影すら見当たりません。

そんな中












兄トウジとヴィーナスちゃんが結婚しました。
この２人は互いに浮気不倫の影もなく本当に順調でした。



「俺も兄貴みたいに優しくて良い男になりたいな。
　兄貴は優しいけど、ヴィーナスを支えられるだけの強さがあったんだよな」

（いやもしかしたらヴィーナスちゃんの尻にしかれてるだけかもしれませんが。
とりあえずアキトは成人した時の目的、ティルグ入りを果たせるように地の剣士決定戦に申し込んだのを思い出し、リーグの組み合わせを見に行きます。









なんと言う事でしょう…
家族３人エントリーです。



「父ちゃん、兄貴…これはますます休んでられないな」


兄、父を目指し、超える！これを目標に。
そして騎士への第一歩を踏み出す為にもくよくよ悩んだり、負けていられなくなったアキトでした。